昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

委ねる

泣き虫の太陽と、群れてはみたものの、依然として孤独な木々たち、背景に与えられた処方箋、むかつく腹を押さえながら、平伏す態度が悲しげで、でたらめな配役を続ける人間的な真理などは、所詮は誰かを支配したいがために嘯くことばかりで出来ているし、運命を用いて、今を引き裂こうとするセオリーに蝕まれ、昔話に火薬を詰めて、爆発させるための散文を調理して、讃美歌に擁護された世界の中で、はしたなく生きるために、しぼんだ花を見て、窮屈な今に迫るエゴや、枯渇するだけの資源や、狡猾な連中が謳う価値により、締め付けられる日々の中で加速する成否や、品位なんかに縛り付けられたくもないし、君たちが用いる連帯感や、ダミ声の正義なんかが振りかざす権力こそ、姑息であるし、そこかしこに制限を生み出し、世界を狭めるだけに至らせるような、過ちを要約させたような世界から逸脱し、ここでの苦悩などは、所詮は、誰かに罪をかぶせ、精神に制限を与え、そこで仇討ちに至らせるような憎しみをインプットさせ、陰鬱な焦土で希望すらもなく、さまよう君の影こそが、君を縛りつけるものであることも知らずに、社会や誰かに責任転嫁し、責任逃れに忙しく生きるよりも、もうどうでも良い、と笑い飛ばし、わずらわしくこじつける者たちから離れ、ただの一人で仰ぐ世界も、良いものだね、とこの物語の中で枯渇せずに、聖域なんかを侵略する云々と、怒りを用いて、凡庸な策略の生贄として運ばれていく君の顔に、諦めなどなく、ただくたばるだけの日々だ、このぬかるみすら、愛らしく思える、と語る君の散漫な整合性がもたらす意味に、気負うことなく、自らが選んだランダムな日々をカスタムしながら、萎びた今に水を与え、何度でも甦るように、と雲散霧消するだけの過ちに引き摺られずに、何度でもやり直しがきくのが、この命であるし、諦めることなど、生きている間には、無いのであるし、あらゆる偏見も、けんけんぱで飛び越える。