協調性もなく、飛び回る虫たちの風を浴びて、ナショナリズムにより、老け込んだ連中が、被害者意識を加速させ、光の速さも超えて、ノスタルジーにより、俯瞰や空間を汚してばかりいるし、拡散される言葉の靄や、意識の消毒、空洞化したファシズムや、惰性に散りばめられたメタファーが羽化し、飛び立つまでの限度、つまびらかなになる焦土、腐敗した真理や、痩せた大地、姑息な集落では、あらゆるギミックの中で、村八分にされたり、討伐されたり、罰せられたりと、踏んだり蹴られたりだし、逍遥し続ける先では、秩序なんてものも、モノクロになるし、願い事も届かないし、すべては、遠ざかる一方だと、嘆く君の横顔の刹那を、収めるための心、深い災いを遠ざけるための、生贄として運ばれて行く若者たち、途端に乖離して行く状況や、疲憊した心情を弔う曖昧な風、独善的なプロセスに攻め立てられ、攪拌される猜疑心や、涜神の限りを尽くしたり、足りないものも補えずに、今におざなりになり、ルールやツールの中でしか、生きられないmobのようだねと、コーヒーに淹れて、博愛主義に縁取られた日曜日に愛撫して、支配的なストーリーには、中指を立て、堆積し続ける理由を堰き止める石のような、役目を果たすために、この、数十年の軌跡を、あたかも、数十億年もの、孤独を進んで来またした的に、意識をねぶりたい訳ではないし、紀元前から、フィルターをかけられ、拘うだけに、至らせるための、悪意を消滅させるために、横暴で、支離滅裂で、理不尽なモラルを吐き出す正義の胡散臭さに、正義感すらも潰えそうだと、嘆く初老の男も、悪趣味な世界に囚われ、途端に大衆的なものに飲み込まれ、幼稚な世界の犠牲になんてならない。