昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

なつかしい味

布団と思いは いっしょになって、 似合わぬ思いは捨て、 朝と溶けた身体、 心ない者たちが 歌う群青色の空。

足の指の間の星

人は馬鹿だから、翼以上のもので飛ぶって鳥たちが騒いでるのが素敵な歯がゆい春、集約された約束はたぶん惑星なんかに変わるわけで、わりと約束をやぶりたい僕は、感傷的なノイズをまき散らす昆虫と和解して、破壊的な若さを超えて、孤舟の先に羽化する日の…

永劫との対話

しあわせと定義されるものなどは、しあわせでもなんでもなく、しあわせという幻想をあたかも愛しているかのように演じ、もとめるばかりの愛におちいり、寄り添う愛を知らないから、もとめるだけの愛は依存的であり、失う恐怖におびえているだけであり、そこ…

永劫との対話

しあわせと定義されるものなどは、しあわせでもなんでもなく、しあわせという幻想をあたかも愛しているかのように演じ、もとめるばかりの愛におちいり、寄り添う愛を知らないから、もとめるだけの愛は依存的であり、失う恐怖におびえているだけであり、そこ…

足の指の間の星

人は馬鹿だから、翼以上のもので飛ぶって鳥たちが騒いでるのが素敵な歯がゆい春、集約された約束はたぶん惑星なんかに変わるわけで、わりと約束をやぶりたい僕は、感傷的なノイズをまき散らす昆虫と和解して、破壊的な若さを超えて、孤舟の先に羽化する日の…

豪壮

夕闇を食べた君、刹那はぬくもりと惜別の汗、確実な絆は監視することなく、互いを自由に泳がせ、意思に枷を嵌めず、世界をがんじがらめにしないで、蔑ろな思いがためらいを生む前に、季節を愛で、確かな愛を包括していく。

刷新される日々

誰かの道具みたいに生きるなんてしたくもないし、俺は偶像は愛せないし、誰かに従うなんてできるわけもないし、断続する愛ってやつは、いつもひとりよがりで、退屈な夜を吸収し、ぶくぶくと太りやがるし、ふざけたことばかりを吐き出すエゴは、なにかを迎合…

開花の歌

私は美しいものが好きだ、 それは純粋な愛なのか、 醜いほどの欲に純粋な愛なのか、 愛がなんたるかを知り得ずに、 紐解く価値は、 ひもじいままであるし、 そこで与えられるのは、 単なる餌にすぎない。

街灯

夜に編み込まれるもの、 君の鼓動、 夜はシンドロームを 生むって、 無垢なモノまで騙すのが、 商売の仕組みらしく、 くたびれた体温、 呼吸みたいな風が アンニュイとなびく刹那に 接続され縫い付けられた物陰、 みんな無謀だと知りながらも、 愛の歌なんて…

修正の雨

思いを伝えるだけでは 足りなくて、 点と線もあやふやで、 もとめるほどに ゆがんでは、 何かにいざなわれては、 また同じ位置にもどって、 どこでもない場所で、 誰かの帰宅を待つ。

夜々

寒い夜、 恋人たちは手を繋ぎ 寄り添い歩いている。 ほんとうの愛かは知らないし、 幸か不幸かもわからないし、 愛は売るほどあるらしく、 むなしい夜を食い尽くす余白が、 迫害を生み出し、 奪い合うだけの時は、 堕落を生み出し、 価値がなんだと、 やかま…

我の影

孤独な勝負だ。それを選んだのだ。娼婦たちは勝負の意味とは、勝ち負けだけでしょ?って、深層心理の闘いよりも、あったかいものが見たいらしく、自らをいたずらに消費することによって還元されるだけの、資本主義的な偶像の中で、偶然のしあわせを見つけた…

明瞭

燃やした紙、刹那の旅、滅びた君か、干からびた意味が、日々を奪うばかりだから、進むことだけに専念するのだと、すれ違い打倒するものが、淘汰されたものが粘っこく、迫る季節に織り込まれる風景は、あたかも孤独であるが、さびしさなどは感じず、ただ今を…

引き込まれていくだけの街

夜の街が人を吸い込み、呼吸すら忘れる。ろれつが回らないリッチそうな奴らが徘徊する銀河、鉦の音は誰にも響かずに、気だるそうな意識は、誰かの言葉を借りてばかりだ。君の歩く速度は、誰かに似ていて、おもしろくもないから、くたびれた歌でも歌って、憂…

我の影

孤独な勝負だ。それを選んだのだ。娼婦たちは勝負の意味とは、勝ち負けだけでしょ?って、深層心理の闘いよりも、あったかいものが見たいらしく、自らをいたずらに消費することによって還元されるだけの、資本主義的な偶像の中で、偶然のしあわせを見つけた…

去り際の永劫

書くほどに、 君を愛している。 君が変わろうとするならば、 誰も君を見捨てはしないだろう。 ただ目をそらさず、 静寂に耳をかたむけ、 ごまかすのではなく、 なにかを知ろうとした時、 すべては分かり合える。

愛するために

愛することに、適切な距離は存在せず、思うことに、確かな判断などは存在せず、ただあるがままに行うことで、距離は縮まり、思いは離れたり、近づいたりしながらも、確かな愛は壁を乗り越えて、確かな愛を知る。思うことには、強度が存在するが、強い思いに…

たばねる思い

季節をねじって、 ハイになる 記憶をこそばし、 走り回る よろこび跳ねて、 また明日。

依存的な街

夜の街が人を吸い込み、呼吸すら忘れる。ろれつが回らないリッチそうな奴らが徘徊する銀河、鉦の音は誰にも響かずに、気だるそうな意識は、誰かの言葉を借りてばかりだ。君の歩く速度は、誰かに似ていて、おもしろくもないから、くたびれた歌でも歌って、憂…

尊い奇跡

君に意味のない 服を着せて、 混濁する頭の中で、 季節の破片を集める先に、 美しいものを吐瀉し、 ままならぬ思いを、 永遠的なものに変える。

色彩

帰り道、木々はゆれ、ほのかに香る香水が音のように鼻の中でおどる。きみの胸が宇宙みたいに感じられたと、ゆだねる感覚はずっと素敵で、詩的な猶予をそこかしこに孕んで、ランダムな夢の彼方、ゆぶねに浮かぶ産毛、にくらしいアンチテーゼを吐き出す世界の…

タナトス

タバコとライター、 ポケットには、 三十円しかなくても、 鋭い目、 その鋭い目で、 すべてを引き裂いてくれ。

コズミック

ちょうどよい鼓動、真理は未熟な帰り道を戒律に変え、律する思いは、端的な愛を吐き出し、出来合いのものを破棄し、あらゆる根源を昇華させる。

色彩

帰り道、木々はゆれ、ほのかに香る香水が音のように鼻の中でおどる。きみの胸が宇宙みたいに感じられたと、ゆだねる感覚はずっと素敵で、詩的な猶予をそこかしこに孕んで、ランダムな夢の彼方、ゆぶねに浮かぶ産毛、にくらしいアンチテーゼを吐き出す世界の…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 迎合などされるな。大衆とは移り気で忘れっぽく、なにかを利用し、自らを正しく見せる、まる

無数の言葉

焦慮する街、 海は呼吸していて、 かんたんに今を消費して、 昔話の中の花びらは、 彼方の面影を駆逐して、 痛む身体は少女のようで、 正直な快楽が、 貪婪な自我をむさぼる。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 迎合される罪は、本質的なものを喪失し、装置的に蔓延るバビロンが用いた正解により、世界とは成り立つ的な幻想から放たれ、自らの墓を荒らす馬鹿どもを一掃し、自らの正しさだけで成り立つ世界を迎え入れる、まる

ガールフレンド

孤立した世界で籠城する真理を体現するような、ヘルダーリンの叫び、因果応報をうたう、黄土色の空、季節感を失った星の上で補完されるものは、どれもが誰かの奴隷だと、精神病院のベッドの上で、おごそかな影を踏むニーチェ、あるいは質感を失ったジャニス…

ガールフレンド

孤立した世界で籠城する真理を体現するような、ヘルダーリンの叫び、因果応報をうたう、黄土色の空、季節感を失った星の上で補完されるものは、どれもが誰かの奴隷だと、精神病院のベッドの上で、おごそかな影を踏むニーチェ、あるいは質感を失ったジャニス…

ずるい

すべてはどこで 終わったって、 そこで美しいままだし、 すぐ忘れられてもいいし、 なんだっていいから、 キレイなままで。