昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

精神的なパラダイム

私はヘルダーリンのように狂って、十数年間を光の階段を登り、悪夢を加速させる憂鬱な騎士や、アンチテーゼをうながし、独裁的な宇宙の神々との対立を続け、不文律的な有償なものなどをドラスティックに破壊して、散漫な容器たる身体を破棄した後のことなん…

全滅と高揚

教育をまともに受けようなどとしたこともない私は一から自分で学ぶべく、誰に教わるでもなく、自ら学ぶ姿勢だけで制覇するものだけが自らを形成してきた。義憤にかられ、衝動的になって担うもの皆、捨ててきた。ただ退屈を愛しているし、風の匂いを愛してる…

揺さぶる

ブリュッセルのプールサイドでは小麦色した蛾が羽化し、綺麗な翼をばたつかせ、見事な毒を撒き散らす。この不自然なお別れの歌が降る因果律を破綻させた夜更け、銀河からこぼれる涙なんてものは見世物であるし、すべては虚実に支配され、死をもたげながら、…

毎日

気だるく浪費的な帰り道、戒律なんかがうるさく付きまとうカースト制的な夜の敵意が、判然としないからと、感傷的ないびきをかいて眠る多目的な動物たちの夢の中では、豊かさなんてものは災いを引き起こすだけだから、足るを知ることを学ぶべきなのに、あい…

ロジカルな戦争

君の柔らかな肌も触れられずに私たちの戦争は始まった。この終わることが無い日々の結末や、欠乏してゆく行き先や、不安定で体たらくな独立した判断により、世界は破滅し、誰もが悲鳴をあげる。夜の懐かしい匂い、砕けたあの日から、この終わらぬ恍惚とした…

近くにありすぎるもの

君のかわいいと思っていた部分も憎らしくなるような君とのサイクル、一切合切は同じ時を甘んじてリサイクルして、日々は空疎に分裂し、誰かが開けた席を埋めるだけの空虚感を切り裂くほどのこの災難、難じるほどに他愛ないものがほどけて、どれもが誰かの奴…

欲と飢え

生活もままならんままに悲しみは増えるような閉鎖的な朝、傘もささずにずぶ濡れになるカラスの鳴き声が反響し、ささやかなしあわせすら踏みにじるような批判的な鼓動、眠りも浅くもたつく頭、持ち上げる身体は鉄のように重く、部屋の周りから聞こえる生活音…

軽快

iPhone持ってる手を鍬や槍に持ち変える。はびこる資本主義的なものが弾けて、パワーバランスもくずれて、世界では槍に持ち変えた奴らの戦争が始まる最中、彼はもうボケてしまって、ずっとすれ違う意思と星を見ていて、けなげに時をもてあそび、ひるがえされ…

加速

チェック柄の汗がこぼれる夏、教師たちは退屈な日々に血合いをほどこして、おぼえる必要もない過去を捨てた母たちの故郷、差異すらもなくなった大人たちの狩り場、さびついた遊び場もウイルスに侵されて、痛む数多のキズの味や、君との逃避行によって、ばか…

バジュラ

俺たちは太陽の下で平等であると歌い続ける歌声、コンバースのスニーカーに過信した季節の汚れ、深淵のまにまに迫る怪物、遊蕩している雲、風景はデジタル化され、去り行く思いが枯渇して、肉食獣たちが理屈をこねては、思いが流動して、散漫な動機が捉える…

快癒

潰えた愛の匂い、確認作業に変わってしまった恋の終わり、あらゆる奇跡が泡になり、カスタムされた理由が兵器に変わり、君を病気になんかさせるための調整を繰り返すシステマチックな日々にあらがい、何かに立ち向かうほどに孤独が今を苛むけど、この傷んだ…

プリミティブなさようなら

世界が元気になったらまた会おう。今は静かに愛しく日々を抱いて、あらゆる孤独に耐えて、自然に笑えるまで、ただただ静謐に弔う。そのような愛も消え去った後の荘厳な預言、また明日が来ればいいな、と泣いている君のそばから生まれる希望のようなものが匂…

我脱する

あんたらの声の銃撃戦、劇的な昇華をとげる本質、染み入る意味と君、屈折したコアをまさぐる人類の始まりと交わり、また永久に高尚さを謳う原理的な逃避から帰っては繰り返す終わりと間違い、果てない私欲を加速させて来たと嗄声が精査するたちまちにからま…

断片的な過去

宇宙の構図を断片化する不倶戴天の敵、悪魔的人物像を蓄えた融解しきれない所以に蕩ける君が不屈の精神論を展開する先々で現在のキリストが枯渇しては、散漫に想起する物語が路上にころがり、加算される原理が理不尽に化合され、軽薄な理論をたずさえて、延…

連綿たる瘴気

逢魔の大気が迫る、不倶戴天の敵を謳う奴らの墓場からノスタルジーな季語が荘厳に傷つけた大地が血合いされ、乾いた地にはなにも育たずに壮大な戦争が生み出され、治外法権になった世界は化石のようだね、とヨダレを垂らした超巨大な猫と、ノコギリを持った…

宿命

悪魔たちの正義がまかり通る、踏み外した命はそのままに、大義を掲げてみたものの、その旗の重さに耐えきれずに、押しつぶされてしまうだけの奴らの病んだ権威化が啜る気配、明日はいくらかマシだって叫ぶ君が信用していたものが信用を謳う世界は自らが謳う…

はじめまして

不条理な春が通過していく。通過していく空は無責任とにっかり笑ってらっしゃる。街は子供すら走っとらへんし、猫がたまにあくびするだけの無表情な道路、偏執狂たちが手懐ける理想なんかが装置化しはって、はびこる悪意をドラスティックにくすぐりよるし、…

歌声

バイバイおやすみまたね、世界はぐったりしてて、もうちらほら終わりをつぶやくピエロたちが、理不尽に罪をおしつけ暴走する心理を駆逐する魚の大群、ぼくらの罪はだれかの罪だ、と履き違えた意味を紡ぐだけの思春期の愚弄を続ける豊かさは、いつも孤立して…

疲労

ペラペラと薄っぺらい価値を吐き出す無駄口ばかり、バカンスを楽しむべく、憂鬱を乗りこなし、システマチックな車を走らせ、延々と続く道が泣き叫び、びた一文払う気もないから、空回りする日々が自衛的なものにより、保守的な構造の捕囚として、韻律に引き…

汚穢

野蛮人が跳梁跋扈する世界の嗚咽を聞いて、この価値のまやかしと、最終戦争すら霞むような破壊的なウイルスのシロップ、場違いな破壊種と、乱立する遺伝子構造の違い、少しの利用から、我々は機械的になり、乗り換えられ、同じように同じようなものとして扱…

ひとつの愛である

ボンクラたちの不思議な世界、おんなじ記憶を触った機械たちの夕餉、コストばかりをうるさく突きつけるハクビシンの群れ、世界は凍りついて神秘的だから、ゆたかなヒゲを伸ばして意識を永遠に突き抜けさせて行くほどに、素直な互換性の中で支給される快楽の…

借り物の命

懶惰な社会的な母が示す適齢期により閉め出されたルサンチマンたる子供達が、感情むき出しで世界を責め立てるあいだにそなわるセンチメンタリズムにすら遷移していく罪の意識が、儀式的に包括する法のリズムのようなものが、容易に世界を住みにくいものに変…

熱暴走

何とも同化できない昼下がりの楽園、のらりくらりと餌箱つっつく。書くことがなくなるくらいに怒り狂って、そこに停泊てきないほどの嵐にさらされ、明日すらわからぬくらいのが、生きていると実感できるんだ、と手招きする危険思想をかかえた革命家から離れ…

革命的な手当て

血の雨が降る。爆発する人々。互い違いになる結婚の報い。無重力に羽ばたく論理を追いかけては、てなずけられた希望をなでる。きっとうまくいくさと笑うライオン。会いたいと迫る君も年老いて、過去に置き去りになった思いのなかでは出会った時のままでお腹…

空と君

突き動かす夢やイメージ、誰にも触れられず、猜疑心が氾濫する孤独なものとの対峙、そこで対比されるものに即座に貶され、苛む思いの波形、杞憂だと崇める意味と君のコア、なにも鼻から当てになんかしてないから、わずらわしく結ばれる事柄に鎮座し、恒久的…

ギミック

能動的な彼らの至極、放し飼いの自由につきまとう不安に黒々とした心の隙間に互換される悲しみを通わす悲劇的な挿入歌、偽装された真実により根絶やしにされる私たちは、なにが不安かすらもわからずに、求める安心感などに抑圧される、とよくある話をつんざ…

希望

ひきこもりのコウモリたち。やぶれたTシャツから覗く変な歌。蓄積した痛みが可能世界に服従せずに、宇宙を引き裂いて、磊落なクズとして生きる私。性的なエネミーを見つけては、性悪説をとなえる宗教的な奴らのやっかみに耐え、爛れた感情からは絶えず憐憫の…

尊ぶ

昼下がりの蜘蛛の糸きらりと光って、相互になって克服される痛みが理念を捨て、静謐に佇む信念と別れを告げ、荘厳に宙空を舞う意識はどこにも行き着かずに、ただひたすら飛び続けることだけに専念する。世界的にもっとも狂った一行が降り注ぐまで、この瞬く…

制限すらなく続くもの

汎用性が高い言葉が今の邪魔をする。苦しめられた先々で娶られる記憶が仄かに香り、退廃的に移行してゆく心は枯渇して、豊かさにより疎外される理由にリンクしてゆく苦悩が濃度を保つための戦争を続ける。春は死んで襤褸、はがゆく散りばめられたメタファー…

プロトタイプ

価値を踏み台にして、行方不明の夜によりかかる希望も潰えた後から、希望とは絶えず敷衍して行くのであり、あらゆる弊害を生み出すとりとめのない言葉が普遍性を保つべく、戦争を生み出し、ただ宦官として働きを加える徒労を続けるだけの浪費的な彼らのルサ…